ここ数年、当院にインプラントの「かけこみ寺」的な相談(セカンドオピニオン相談)が圧倒的に多くなってきました。
残念ながら、その多くはもうインプラント手術をすべきで無かったにもかかわらず無理に進められて入れてしまったが、その後噛み合わせが合わない、痛みが取れないなどという後ろ向きのものばかりです。
その多くが、

と切羽詰まった状態なのです。
これから始められる方にそのような思いをして欲しくありません。
これは医師のプライドとして許されるものではありません。
それを未然に防ぐのも私の役割だと思い、セカンドオピニオン相談をやっています。

保険医療機関では診療報酬の異常なまでの低さを自費診療の売り上げで補おうとするところが多く、このためインプラントを強く勧めるところが多いのです。
こういうところは本来保存が可能な歯を抜歯して、インプラントになるように仕向けるところもあるから要注意です。
ただし、自費専門でもインプラント専門というのもまた、怪しいから避けた方が良いです。
なぜかというと、インプラントは歯が失われた所に入れるものなのですが、歯が失われた場合にインプラントだけで対応できる場合というのはほとんどないからです。

インプラントというのは歯が失われた所に、チタンでできたネジのようなモノ(人工歯根)を骨に埋め込んで、失われた歯の代わりとするものです。
インプラントは歯が失われた所に、咬み合わせを回復させるための方法の一つです。
歯が失われた所の咬み合わせを回復する方法としてはインプラントのほかに、入れ歯(義歯)、ブリッジ、歯の矯正移動、歯の移植などがあります。
それぞれ利点、欠点がありますから、主治医とよく相談して決めましょう。

インプラントというのは歯が失われた所に、チタンでできたネジのようなモノ(人工歯根)を骨に埋め込んで、失われた歯の代わりとするものです。
インプラントは歯が失われた所に、咬み合わせを回復させるための方法の一つです。
歯が失われた所の咬み合わせを回復する方法としてはインプラントのほかに、入れ歯(義歯)、ブリッジ、歯の矯正移動、歯の移植などがあります。
それぞれ利点、欠点がありますから、主治医とよく相談して決めましょう。

インプラントは適切に行えば、自分の歯に近い感覚で硬いものでも何でもよく噛めるようになります。
手入れも普通の歯磨きで十分で、特別なメンテナンスも必要としません。
見た目も良く、適切に行えば40年以上持つものです。
しかし欠点としては、天然歯に存在する歯根膜が無いため、天然歯と同じ感覚にはならないこと、感染が起こっても初期では自分で気づきにくいこと、ネジで固定されているためにネジが緩んでしまうことがあること、感染が起こった時に大きく骨が失われることがあることなどがあります。
でもインプラントのトラブルというか問題点は、インプラントそのものの欠点というよりは、インプラント治療を行う歯医者の技量の問題や処置後の管理の問題だったりします。

少なくとも、本来選択できる選択肢を与えない歯医者にはかかるべきではありません。またインプラントは現在のところ保険適用ではありません。
インプラントに限らず、自費診療に関しては保険医療機関の自費診療を受けるべきではありません。
まともな治療ができないから保険診療をやっているのですから、自費診療は自費専門の歯科医院で受けてください。

「保険診療で認められている治療は、保険診療で行わなければならない(自費診療で行ってはいけない)」というルールがあり、保険医療機関である限り、治療の質に見合った治療費を医療機関側が自由に設定できないため、現状で保険診療ではまともな歯科治療が受けられません。
※保険診療には細かいルールがあって、それに従わなければならないからです。
良質の歯科治療をお金をかけても受けたいと願う患者にとっては自費専門の歯科医院という選択肢があります。
もちろん自費専門だから皆信頼できるかというと、必ずしもそうではありません。
けれども保険診療以外の選択肢があるということはしっかりとお伝えしたいと思います。

インプラントを入れる際に隣の歯の神経が取られている(失活歯)場合、もし根尖病巣があると、インプラントに感染が波及すると急速にインプラントの骨の固定が壊れてしまうというリスクがあります。
ですからインプラント予定部位の隣の歯が失活歯であれば、適切な歯内療法が行われ、根尖病巣が無いことが絶対条件となります。
また、歯が失われると、隣の歯が欠損部に傾いてきたり、噛み合う歯(対合歯)が伸び出してきたりして、咬み合わせ全体がゆがんでしまうことが良くあります。
咬み合わせのゆがみをそのままにしてインプラントをしてしまうと、後で矯正治療で咬み合わせのゆがみを直すことができなくなってしまいます。
さらには歯周病がある患者の場合、インプラントは自分の歯(天然歯)よりも感染に弱く、インプラント周囲炎を起こしやすいため、歯周病の適切な治療と管理ができるところでなければインプラントの長期的な安定が得られません。
インプラントで特に問題となっているのが、インプラントを入れたら入れっぱなしでその後の管理をしない歯医者が存在することです。
当院は一生に一度、失敗できない前提でインプラントを推奨するかどうかお話しします。

Doctor's Profile

インプラント歴25年以上の北山デンタルクリニックでは、様々なインプラントメーカーをお取り扱いしており、インプラント累計本数4,000本以上の臨床実績から、料金面はもちろん、審美面でも患者様のご要望にお応えいたします。

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セカンドオピニオンの流れ

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まずはご自身のお悩みをしっかりと受け止めます。
1時間しっかりと時間を取って、現状の不安や心配事を全てその場で回答します。

※無料セカンドオピニオン相談は通常はここで終了です

現状をより深く知るために、ご要望の場合には現状診断のための検査も承ります。

現状をより深く知るために、ご要望の場合には現状診断のための検査も承ります。

現状の検査後、ご希望により現状のご説明や現状のリスク、今後の取りえる治療方針について、第三者の立場からご説明いたします。

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札幌市中央区北三条西2丁目12-1
STV北三条ビル5F

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